九州の旬の観光情報をPRする説明会が13日、愛媛県松山市大街道3丁目のいよてつ会館であり、九州7県の観光関係者らが地元の魅力をアピールした。
 九州観光推進機構(石原進会長)と九州7県の主催。今春、東九州自動車道で北九州市と宮崎市が結ばれて九州内の移動がスムーズになったことから、四国からの誘客を強化しようと初めて実施した。熊本地震の風評被害防止へ、正確な情報を発信する狙いもある。
 説明会には、愛媛県内の旅行会社担当者ら約60人が出席。地震で大きな被害を受けた熊本県観光連盟の水嶋忠明誘致部長(54)は「一部不通の道路もあるが、迂回(うかい)路を使えば問題ない。熊本に来た観光客の方に笑顔になってもらうことで県民は勇気づけられる」とし、温泉と日本遺産を巡るプランなどを提案していた。